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チャオプラヤ川増水でバンコク含む11都県の水害リスク高まる 支流への分流実施

タイ農業省潅漑局によれば、北部に降った雨が大量に流れ込んでいることでチャオプラヤ川が増水しており、下流域に位置するバンコクを含む11都県で洪水リスクが高まっている。

チャオプラヤ川の流水量はバンコク北方約200キロのナコンサワン県で毎秒1169立方メートル、同県とバンコクのほぼ中間に位置するアユタヤ県で毎秒1192立方メートルに達しており、関係当局はチャオプラヤ川の水量を減らすべく同河川の両岸から延びる支流に水を流すよう努力しているという。

なお、2011年にタイ各地が大水害に見舞われた際は、チャオプラヤ川の流水量がナコンサワン県で毎秒4686立方メートルに達したとの記録がある。

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