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タクシン支持組織元幹部がタクシン派政党含む与党6党の解党求める 元首相が影響力行使

9月9日、連立政権の要であるタイ貢献党を含む与党6党の解党を憲法裁判所に求める訴えが、タクシン元首相支持組織「反独裁民主戦線(UDD)」元幹部の政治活動家によって中央選挙管理委員会に提出された。

この活動家によれば、タイ貢献党など現政権を構成する6党は、タクシン元首相の強い影響下にあり、法律が禁じている「部外者が特定政党を支配している状態」に該当するという。具体的には、セーター氏が憲法違反で首相解職になった8月14日、6党の首脳がペートンタン貢献党党首の父親であるタクシン元首相の自宅に集まり新首相選出について話し合ったことなどがタクシン元首相がこれらの政党を牛耳っている証としている。

タイでは複数の政党が憲法裁の判断で解党となっているが、最近の例としては、最大野党だった前進党が、不敬絡みで有罪となり解党処分を受けている。

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