過去50年で最大の洪水被害が出ているとされるチェンライ県メーサーイ郡を首相が視察
ペートンタン首相は9月13日、過去50年で最大の洪水被害が出ているとされるチェンライ県メーサーイ郡を訪れ、被災状況を視察した。一帯が泥水で冠水した状態の被災地を目の当たりにした首相は、「家に取り残された人々に一刻も早く食糧と水を届ける必要がある。支援活動に携わっている人々の安全も確保しなければならない」と強調した。
メーサーイ郡ではミャンマーとの国境線であるサーイ川の増水・氾濫で短時間のうちに広範なエリアが冠水。スティポン内務事務次官は、「これまでにメーサーイ郡で起きた洪水で、これほどひどい被害は見たことがない」と話している。