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首相が全国の洪水を監視するセンターの設置など指示 内相「被災者救済予算は最優先」

ペートンタン首相はこのほど、北部と東北部での洪水被害の拡大、深刻化を受けて、全国の洪水を監視するセンターおよび洪水への対応と被災地の復旧を調整する2つの委員会の設置を指示した。首相は関係当局の代表による会議を招集し、全国洪水被災者救済センター、洪水への初期対応を指示する委員会、洪水と土砂崩れの状況をモニターする委員会の設置について検討を行うと説明している。

アヌティン副首相兼内相によれば、北部、東北部、中部の複数の県が深刻な水害に見舞われており、東北部では特にラオスとの国境となっているメコン川に接する県では浸水深が増すなど状況がさらに悪化。また、洪水に見舞われている県で被災者救済のための予算が底を突いたところは躊躇せずに他の予算を流用してほしいとのことだ。

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