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麻薬容疑で逮捕のシンガポール人 送還後に死刑の見通し アフリカ諸国のパスポート使用

麻薬制圧委員会事務局(ONCB)のパヌラット事務局長らによれば、先ごろバンコクに隣接するサムットプラカン県で麻薬をシンガポールとオーストラリアに密輸出していたとしてシンガポール人の男が逮捕されたが、この男はシンガポールに送還された後、死刑になる可能性が高いという。

シンガポールは東南アジアの中でも麻薬犯罪の刑罰が厳しいことで知られており、一定量以上の麻薬の所持、密売、密輸入等には死刑が科せられることがある。マレーシアも麻薬犯罪を含む特定の重大犯罪の刑罰は死刑のみとされていたが、この法制度は昨年廃止された。

今回逮捕されたシンガポール人容疑者は、バンプリー郡で贅沢な生活をしていたが、シンガポール当局の協力のもとにタイ警察に逮捕され、1500万バーツ相当の資産も押収された。同容疑者はアフリカのバヌアツ発行のパスポートを使ってタイに入国していたという。

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