タイ気象局予報 熱帯低気圧接近に伴い9月30日頃までバンコクなどタイ各地で豪雨
タイ気象局によれば、南シナ海で発生した台風第15号(ソーリック)は9月20日時点で勢力を弱め熱帯低気圧となりベトナム上空に達しているが、西進してタイに接近・通過することでタイは30日ごろまで大雨に見舞われる見通しという。
同局気象観測課のソムクアン課長は、この熱帯低気圧はタイに近づくにつれ、さらに勢力が弱まる見通しであるが、タイでは30日にかけ広範なエリアが大雨になると予想。すでに東北部のナコンパノム県、サコンナコン県、ムクダハン県などでは熱低接近の影響で19日に150~200ミリの降雨が観測された。
また、バンコクでも90~100ミリの降雨が予想されるため、バンコク都庁が洪水対策を強化している。