飲酒運転対策 呼気検査拒否の場合は尿・血液検査を厳密に実施 9月20日に官報発表
タイ警察当局は飲酒運転対策の一環として、血中アルコール濃度を測定するための呼気検査を拒否するドライバーに尿検査や血液検査を行うことを可能とする新しい規則を定めており、これが9月20日に官報で発表された。この新規則は、呼気検査に重点を置いて制定された1994年と2017年の規則を改めるものとなっている。
尿検査については、代わりの者が尿を提供することがないよう尿採取を厳密に行うことが定められており、また、血液検査は医療機関で実施されることになっている。
タイでは、飲酒運転は以前に比べれば取り締まりが強化されているものの、飲酒運転が交通事故原因の大きな部分を占めているのが現状となっている。