今年の製造業生産指数は1%減の見通し 「ゼロ成長が最善のシナリオ」 水害など影響
タイ工業省工業経済事務局(OIE)によれば、今年のタイの製造業生産指数(MPI)は経済問題や洪水に起因する1~8月期の減速傾向から判断して前年を1%程度下回ることが予想されるという。ワラワンOIE事務局長は、「ゼロ成長というのが最善のシナリオ」と指摘する。
OIEは先に今年のMPIについて、それまでの2~3%を0~1%に下方修正していたが、これを9月26日にさらにマイナス1~0%に下方修正した。
なお、今年9月のMPIは北部の洪水などの影響で前年同月比1.91%減の95.08ポイントだった。