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反タクシン組織が反政府デモ主導を示唆 新政権首脳「政府は外圧に屈しない」

タクシン元首相の次女であるペートンタン・タイ貢献党党首を首相とする新政権が誕生したことを受けて、過去に反タクシンを標榜して大規模な反政府デモを展開した組織の元幹部が再び反政府デモを主導する可能性を示唆しているが、ソムキット内閣官房副長官はこのほど、「政府は外圧には屈しない。反政府的な行動に政府が備える必要もない」と言い切った。

副長官によれば、ペートンタン政権は国民の声に耳を傾けて、国民が何を欲しているかをよく理解しているほか、国民が意見を表明するのを制限していない。現政権を批判している人々には、デモなどの行動に出るのではなく、話し合いで解決策を見いだすべく、要望を文書にしたためて政府に提出してほしいとのことだ。

なお、タイでは過去に反政府デモなどが激化して社会が混乱し、これを収めるとの理由で軍部がクーデターを起こして政権が転覆するというケースが複数回発生している。

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