大物アーティスト誘致でタイの観光産業を活性化 ペートンタン首相が観光庁に検討指示
ペートンタン首相はこのほど、タイを多くの外国人旅行者が旅行先に選ぶ国にすべく、タイに世界的に有名な大物アーティストを積極的に誘致する「タイランド・ミュージック・キャンペーン」の構想を明らかにした。
これらアーティストのコンサートがタイで開催されれば、非常に多くのファンがタイを訪れることになるとして、この構想を実現すべく、首相はタイ国政府観光庁(TAT)に検討を指示した。
関係筋によれば、この地域においてシンガポールが独占的に米国の歌手テイラー・スウィフトさんのコンサートを開催しており、ペートンタン首相もこれに触発されたようだ。
なお、今年は1月1日から10月半ばまでに2721万人の外国人がタイを訪れ、1兆2700億バーツあまりの観光収入がもたらされた。訪タイ外国人のトップ5は、中国人、マレーシア人、インド人、韓国人、ロシア人となっている。