不法滞在で逮捕され勾留中の韓国人がスマホでライブ配信 収賄疑惑の入管職員2人処分へ
タイ東部チョンブリ県の入管施設内で韓国に強制送還される予定の韓国人の男(44)がスマートフォンでほかの収容者の外国人と腕相撲をしている様子などをYouTubeチャンネルを通じてライブ配信したことが問題視されており、この韓国人の担当となっていた入管職員2人が処分される見通しだ。
麻薬取引容疑にて韓国で逮捕状の出ているこの韓国人は10月3日に373日の不法滞在容疑で逮捕され、3000バーツの罰金刑となったが、韓国に強制送還するまでの間、チョンブリ県の入管施設に入れられることになった。
韓国人はその後、外国人の収容者と腕相撲をしたり、喫煙したりしている様子や車でバンコクに移送される途中の様子をスマホを使って生配信していた。
なお、韓国では、この韓国人がタイで勾留されている際にライブ配信できたのは、役人に賄賂を渡したからだろうと報じられているという。