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タイ公害対策局 大気汚染削減計画を発表 ホットスポットを来年中に30%削減へ

タイ天然資源環境省公害対策局はこのほど、大気汚染の原因となる野焼きや山火事などホットスポットを来年中に少なくとも30%減らす計画を明らかにした。タイでは近年、とりわけ雨の降らない涼期に北部と首都圏で深刻な大気汚染が起きており、これを軽減することが急務となっている。

同局のプリーヤポン局長は先ごろ開いた記者会見で、「森林、農地、都市部を対象とした煙害を減らすための行動計画が国家環境委員会に承認された」と説明。また、自動車の排気ガスも大気汚染の一因であることから、公害対策局では、公共輸送手段の利用を奨励してマイカーの利用を減らすことにも力を入れる方針とのことだ。

東南アジアでは多くの国で野焼きが行われていて煙害の原因となっていることからタイは大気汚染対策として近隣諸国にも野焼きや山火事を減らすよう呼びかけている。

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