不敬罪も恩赦対象とする法案 下院で否決 賛成152、反対270
刑法112条で規定された不敬罪を恩赦対象に含めるとする法案が10月24日、賛成152、反対270て下院にて否決された。タイの不敬罪については国際社会から批判的意見が出ていることもあり、最大野党・人民党は、不敬罪になった者も政治恩赦の対象に含めるべきと主張しているが、連立政権を構成する政党は反対している。
なお、下院特別委員会の委員で与党・タイ団結立国党所属のポンポン議員によれば、2005年から現在までの政治関連犯罪は合計5万7966件で、うち1206件が不敬罪とのことだ。