首都圏の大気汚染がさらに悪化 当局は人工雨などで対応
バンコク首都圏では昨年末から微小粒子状物質の増加で大気汚染が悪化しているが、ここにきて状況が一段と深刻になっていることから、関係当局では大気汚染緩和対策に力を入れている。
具体的には、1月15日夕方から飛行機で薬剤を散布してバンコク東部に人工の雨を降らせることを計画。人工雨農業航空局によれば、人工の雨を降らせることができるかは気象次第だが、少なくとも18日まで飛行機を飛ばす予定という。
また、バンコク都庁は路上の粉じんが舞い上がって大気汚染を悪化させるのを防ぐため道路掃除に力を入れるとともに、自走式消火活動支援車で噴霧放水をすることで大気汚染を緩和することも継続する予定だ。