ロイクラトン祭り バンコクで灯籠約51万個を回収 環境配慮から大半が天然素材を使用
灯籠(クラトン)を川や運河などに流すタイの一大観光イベントのロイクラトン祭りが11月15日、国内各所で催されたが、バンコク都庁は16日、都内の川や運河などで51万4590個に及ぶ灯籠を回収したと発表した。今年の灯籠回収数は昨年に比べて19.6%少なかった。
バンコク都庁によれば、灯籠の回収作業は15日午後8時に開始され、翌16日午前5時まで続けられた。また、灯籠の材料は、以前は浮かびやすい発泡スチロールなどが多用されていたが、環境への配慮から自然のものが増えており、今回回収された灯籠の98.39%が天然素材を用いたものだった。