犬を食べた男を逮捕 「犬が凶暴だったので殺した」「犬の殺害が違法とは知らなかった」
タイ北部チェンライ県でこのほど、犬を殺して食べたと認めた男(31)が動物虐待容疑で逮捕された。男は知人から預かった犬を飼育していたが、ある時、この知人が犬の様子を尋ねたところ、「他の人に譲渡した」と返答。だが、この人が男が嘘を言っているのでないかと疑いを抱き周辺の人に聞いたところ、男が過去に犬を殺して食べたことがあると判明した。その後、男を問い詰めると、預かった犬を殺して食べたことを認めたという。
男は、「犬が凶暴で、家族に危害を及ぼす恐れがあったので殺して食べた」と釈明するとともに、「過去にも何回も犬を殺して食べたことがあるが、これが違法だとは知らなかったし、世間の反応にもショックを受けている」と述べている。
動物虐待で有罪になると、4万バーツ以下の罰金刑または2年以下の禁錮刑もしくは双方が科せられる。