中央選管 タクシン元首相と中核与党・タイ貢献党に対する調査を継続
タクシン元首相と中核与党・タイ貢献党が立憲君主制の転覆を試みたとの訴えがこのほど、憲法裁判所に棄却されたが、中央選挙管理委員会のサワン事務局長は11月23日、タイ貢献党の部外者であるタクシン氏が同党を実質的に支配し、連立政権を牛耳っているとの疑いについて中央選管は調査を継続する方針であることを明らかにした。
タイ貢献党はタクシン氏が1998年に創設したタイ愛国党の流れを汲むタクシン派政党だが、党役員でも党員でもないタクシン氏が同党を実質的に支配しており、これが憲法に違反しているとの指摘が以前から出ている。