ラオスのホテルでメタノール混入酒を飲んだ外国人観光客6人が死亡タイ外務省幹部が弔意
タイの隣国ラオスのバンビエンのホテルでメタノールを混ぜたとみられる酒を飲んだ外国人観光客が次々に死亡したことについて、ニコンデート外務報道官(タイ外務省情報局長)はこのほど、哀悼の意を表した。
死亡したのは、デンマーク人2人、米国人1人、英国人1人、オーストラリア人2人の計6人で、うち何人かはタイの病院に搬送され治療を受けていた。関係筋によれば、外国人旅行者らは11月12日の夜にメタノール混入の酒を飲んだという。
報道によれば、ホテルで同じ日に飲酒したものの体調に異変を来していない者も多く、一部の酒の瓶にメタノールが混ぜられていた可能性が高いとのことだ。オーストラリア当局は事実関係の解明などをラオス当局に引き続き求めてゆくとしているほか、同国と英国の関係当局は自国民に対し、ラオスでの飲酒に気をつけるよう呼びかけている。