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最大野党・人民党が明言 「反タクシン組織主導の街頭デモには参加しない」

過去に反タクシン組織のリーダーとしてタクシン派政権を批判する大規模な街頭デモなどを主導したソンティ氏が来年になったらタクシン派の現政権の責任を追及する街頭デモを展開する可能性があると一部で報じられている。だが、最大野党の人民党は11月27日、ソンティ氏の反政府活動には加わらないと表明した。

昨年5月の総選挙で最多議席を獲得したものの、選挙運動期間中に不敬罪を規定した刑法112条の改正を公約に掲げたことが憲法裁判所によって立憲民主制転覆の試みと判断され解党処分となった前進党の後継政党「人民党」の広報担当、パリット氏によれば、人民党は議会システムの中で役割を果たすことを方針としており、街頭デモなどを通じて政治的考えを表明することなどは考えていないとのことだ。

また、ナタウット首相顧問が反政府の街頭デモが軍事クーデターの呼び水になりかねないとの考えを示したことに対しては、「何に基づいてそのようなことを言うのか理解できない」と否定的見解を見せた。

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