クリニックオーナー殺害容疑のモロッコ人 タイ警察がインターポールに身柄拘束要請
北部チェンマイ県でつきあっていたトランスジェンダー女性のタイ人を殺害した容疑でモロッコ人の男の身柄拘束をタイ警察が国際刑事警察機構(インターポール)に要請していることがこのほど分かった。
被害者は同県ムアン郡(県庁所在地)でクリニックを所有していたが、クリニックが入居しているビル3階の寝室で死亡しているのを清掃人が発見。首には絞められたような痕跡があり、警察は他殺とみている。
被害者はこのビルに容疑者のモロッコ人と一緒に住んでいたが、容疑者が被害者の乗用車を運転してチェンマイ空港に行って香港行きのフライトに搭乗したことが確認されている。乗用車は空港に乗り捨てられていた。
被害者の妹によれば、しばらく連絡が取れなかったが、容疑者と一緒に旅行にでも出かけているものと思い、警察に通報しなかったという。