ミャンマー国境県の赤十字フェアで爆弾事件 50人以上死傷 カレン族の男が投げ込む
ミャンマーと国境を接する西部ターク県ウムパーン郡で12月13日午後11時半ごろ、赤十字フェアに人々が集まっていたところに投げ込まれた爆発物が爆発して3人が死亡し、48人が重軽傷を負う事件が起きた。爆発物は会場に設けられたダンスステージの前で踊りに興じていた人々に向けて投げ込まれ、爆発で2人が即死し、もう1人が搬送先の病院で死亡した。
事件発生に伴い警察と軍がすぐに動き出し、容疑者としてタイ人の男とカレン族の男の計2人を逮捕。取り調べに対し、カレン族の男が爆弾を投げ込んだこと、今年11月のロイクラトン祭り(灯籠流し)の際のいざこざに起因する恨みが動機であること、爆弾は軍用手榴弾を使ったものでなく手製であることなどを認めた。