生体認証システム導入で空港の手続き時間短縮へ タイ空港社はタイ国民への完全対応急ぐ
タイ空港社(AOT)のキーラティ社長によれば、同社は国内主要6空港において指紋や顔などの身体的特徴で個人を認識する生体認証システムを活用することで出入国手続きにかかる時間の短縮を図ろうとしている。
ただ、今のところ、スワンナプーム、ドンムアン、チェンマイ、プーケット、メファールアン・チェンライ、ハートヤイの各空港の生体認証システムは、タイの身分証明証に完全には対応できていない。だが、1月15日からは、70歳以上のタイ人に発給されている期限のない身分証明カードにも対応できるようになるという。さらにカードに記された名前が20文字以上のアルファベットでも生体認証システムが対応できるようになるとのことだ。
昨年12月27日から今年1月2日までにタイの空の表玄関であるスワンナプーム空港を140万人が利用。前年比で16.1%増加した。