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中国人2人がタイ入国後に失踪 人身売買組織の犯行か タイ警察が行方を捜査中

タイでは過去に事故や犯罪で複数の中国人が死傷したことで訪タイ中国人が大幅に減少したことから、タイ当局はとりわけ中国人絡みの犯罪や事故に神経をとがらしている。

先ごろタイ入国直後に誘拐されミャンマーに連れ去られた俳優の中国人男性がタイ・ミャンマー当局の努力でタイに帰国、安全が確認されたばかりだが、このほかにも中国人2人がタイで行方不明になったままであり、タイ当局が所在確認に躍起になっている。

1人は昨年12月にタイに入国したモデルの男性で、もう1人は若い女性という。男性はSNSで映画出演のためのオーディションのオファーを受けて12月20日にタイに入国した後、タイ・ミャンマー国境地帯に行ったとされる。この男性はテレビ電話を通じて中国の家族に「無事」と伝えてきたが、目の下に傷があったことから家族が事件に巻き込まれたのではないかと中国警察に連絡した。

21歳の女性は先ごろ、友達と一緒にスワンナプーム空港からタイに入国したが、宿泊先のバンコク都ラートクラバン区のホテルに迎えに来た車に乗り込んで出かけたきり消息を絶っている。

タイ警察は2人の失踪に人身売買組織が関与している可能性があるとみて捜査中だ。

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