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上院選の違反疑惑 法務省「3カ月以内に調査完了」 一方、上院議員は調査に反発

昨年の上院議員選挙に関する不正疑惑のうち、法務省特別捜査局(DSI)が資金洗浄(マネーロンダリング)に関する事件を調べているが、タウィー法相はこのほど、調査は3カ月以内に完了するとの見通しを示した。

昨年6月の上院選では、20の職業分野から立候補した候補者を互選により200人に絞り込んだが、この選考過程で不正があったとの訴えがあり、選挙管理委員会とDSIが調査に乗り出している。法相によれば、不正があったか否かを確定するためにDSIと検察は上院議員約140人から聞き取りを行う予定だ。

その一方で、上院議員81人がタウィー法相とDSI局長に上院選の調査に関連して越権行為があったとして調査するよう国家汚職制圧委員会(NACC)に要請した。これら議員は、DSIに上院選に関する調査を実施する権限はないと主張している。

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