高架高速道路建設現場のコンクリート製梁落下事故 死者が6人に 首相が安全対策指示
バンコク都内ラマ2世通りの高架高速道路建設現場で3月15日に起きた巨大コンクリート製梁落下事故で負傷した22人のうち、作業員のミャンマー人男性(22)が16日、入院先の病院で死亡。これで死者数が計6人となった。
事故現場は梁の落下で生じた瓦礫が散乱していたが、タイ高速道路公社によれば、16日までに瓦礫の約4割を除去できたという。また、ここ数年バンコクでは大型公共工事の現場で事故が多発し、大勢の死傷者が出ていることから、ペートンタン首相の指示で関係政府機関が17日に安全対策を協議することになった。