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軍政の閣僚4人が辞任 一方、首相は「新政権誕生まで辞任しない」

現軍政と軍部を支持するパランプラチャラット党(国民国家の力党、PPRP)の党首など役員に就任している閣僚4人が1月29日、辞任。一方、プラユット首相は同日、「新政権が誕生するまで首相の座から去らない」と明言した。

これら4人については、PPRPのために閣僚の権限を乱用する恐れがあるといった理由から辞任を求める声が以前から出ていた。また、プラユット首相についても親軍部の勢力が選挙戦を有利に進めることができるよう権限を乱用する恐れがあるといった理由から首相を辞任すべきとの声があがっている。

だが、プラユット首相は、「政党の首相候補になったら辞任するか」との質問に対し、「首相も国家平和秩序評議会(NCPO)議長も辞任しない。わたしが首相を辞めたら誰が代わりに首相をするのか」と返答するとともに、「首相とNCPO議長の辞任を義務付ける法律は存在しない」とも付け加えた。

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