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世論調査 首相辞任か下院解散を望む声が約4割 プラユット元首相人気が顕著に

タイ国立開発行政大学院大学(NIDA)はこのほど、ペートンタン首相(停職中)に辞任か下院解散を望む意見が約4割、次期首相に相応しいのはプラユット元首相との意見が最多との世論調査結果を発表した。電話による今回の調査は7月4日から7日にかけて実施され、全国の18歳以上1310人が回答した。

調査結果は、「ペートンタン首相は新首相に道を譲るために辞任すべき」が42.37%、「ペートンタン首相は総選挙を実施するために下院を解散すべき」が39.92%、「軍事クーデターを望む」(軍部が現政権を倒し、全権を掌握する)が1.37%、「ペートンタン首相の続投を望む」が15.04%だった。

「2023年5月の総選挙後の首相指名選挙における首相候補のうち誰が最もペートンタン首相の後釜に相応しいか」との質問では、「プラユット元首相」(現枢密顧問官、元陸軍司令官)との回答が32.82%と最多。以下、「相応しい人はいない」が27.94%、「チャイカセム氏」(中核与党・タイ貢献党)が10.92%、「アヌティン氏」(タイ威信党党首)が11.53%と続く。

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