僧侶のセックススキャンダル タイ人の信仰心への悪影響恐れ捜査強化へ
広告
敬虔な仏教徒が人口のほとんどを占めるタイでは最近、住職が寺から大金を横領したなどの僧侶絡みの不祥事が複数報じられている。不祥事には僧侶のセックススキャンダルも含まれており、首相代行のプームタム副首相兼内相はこのほど、タイ版FBI(米連邦捜査局)の法務省特別捜査局(DSI)に対し僧侶絡みのセックススキャンダルを捜査している警察庁中央捜査局(CIB)に協力するよう要請した。
戒律が厳しい上座部仏教のタイでは僧侶が女性に触れることも戒律で禁じられているが、時折不埒な僧侶によるセックススキャンダルをマスコミが報道。最近では僧侶が寺の資金を使い込んだ事件の捜査を進めたところ、この事件への関与が疑われる女性と複数の高僧の性行為を録画したものが出てきた。
プームタム首相代行によれば、タイ人の信仰心に悪影響を与える恐れがあり、DSIに捜査協力を要請したとのことだ。
