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タイ中銀総裁の人選に遅れ ピチャイ財務相が政治的駆け引きを否定

タイ中央銀行の次期総裁人事について、ピチャイ財務相は7月16日、新総裁人事が15日の閣議で承認されなかったのは上程の手続きが遅れたにすぎず、他意はないと説明した。

15日の閣議で新総裁人事が検討、承認されるとみられていたことから、一部で「特定の候補を総裁に選ばないための駆け引きではないか」といった憶測が流れている。しかし、財務相は、15日の閣議で取り上げてもらうには上程の手続きが少しばかり遅かったもので、次回22日の閣議では総裁人事が確実に検討、承認されるようにすると述べている。

なお、これまでは政府側がタイ経済の成長促進などに重点を置いて政策金利の引き下げを強く要望していたが、中銀がなかなか利率を下げず、政府側がやきもきする場面が多かった。

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