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首相停職のペートンタン氏 憲法裁判断での復帰に首相代行が自信示す

カンボジアとの国境紛争に関連し、ペートンタン首相はフン・セン上院議長(前カンボジア首相)との私的通話における不適切発言を理由に、上院議員36人により首相解職の申し立てを受け、憲法裁判所によって首相停職とされた。

ただ、プームタム首相代行は、「ペートンタン氏は憲法裁から好意的な判決を受け、復帰できる」と自信を見せている。

ペートンタン氏は実父タクシン元首相がフン・セン氏と親交があることで公私を混同し、私的通話で不用意な発言を連発。その通話がカンボジア側により暴露され、国内で激しい批判にさらされている。

なお、タイでは憲法裁判所の判断が政治に大きな影響を与えており、2023年5月の総選挙で最多議席を獲得した前進党(当時)が同年8月に解党、2024年8月にはセーター首相が解職されている。

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