カンボジアで6人が鳥インフル感染で死亡 タイ保健当局が警戒強める
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タイ政府のアヌクン副報道官によれば、カンボジアでは鳥インフルエンザの感染拡大で最近6人が死亡しており、タイの関係当局が警戒感を強めている。
鳥インフルエンザはタイで10年以上前に蔓延して多数の死者を出し、鶏肉輸出が大打撃を受けたことがある。同報道官によれば、カンボジアでは2023年からこれまでに鳥インフルエンザに感染して11人が死亡。このためタイ農業省畜産局は、養鶏業者に対し、鳥インフルエンザの感染拡大防止策に力を入れるよう呼びかけている。
同報道官は、「今のところタイで鳥インフルエンザの感染が拡大するリスクは小さい。だが、油断してはいけない」と話している。
