タイ国立ラムカムヘン大学、フン・セン氏の名誉博士号取り消し
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タイの国立ラムカムヘン大学理事会は8月8日、先の軍事衝突でカンボジアがタイ国民に対して行った暴力的行為を受け、同国のフン・セン上院議長(前首相)への名誉政治哲学博士号授与を取り消すことを全会一致で決定した。
同大学は2001年、タイとカンボジアの友好関係や協力促進に貢献したとして名誉博士号を授与。しかし今回の衝突で、フン・セン氏はカンボジアによるタイ民間人への非人道的行為とタイ主権の侵害を支持・奨励したとされる。これが過去の評価を覆す行動であると判断し、授与を撤回した。
