ペートンタン首相解職巡る裏取引疑惑をタイ貢献党が否定
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停職中のペートンタン首相が、カンボジアのフン・セン上院議長(前首相)との会話で政治倫理に反する発言をしたとされる問題について、憲法裁判所は8月29日に解職判断を下す予定だ。
一部では、タクシン元首相と憲法裁判事の間で裏取引があったとの指摘が出ている。しかし、与党・タイ貢献党の元広報担当プロムミン氏は、「裏取引は存在せず、タクシン氏とペートンタン氏を失墜させるための虚偽情報だ」と全面否定した。
憲法裁は上院議員グループからの解職請求を受理し、判断が出るまでペートンタン氏を停職処分とした。なお、タクシン氏は亡命先の韓国で不敬発言をしたとして起訴されており、現在保釈中。この件について裁判所は8月22日に判決を言い渡す予定だ。
