ロッブリ県のエイズ寺 HIV感染者の遺体20体を火葬へ
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タイ中部ロッブリ県のプラバートナームプ寺は、HIV感染者を受け入れてきたことで知られる寺院。同寺の博物館では、1992年ごろからエイズ感染者の遺体が展示されていたが、10年以上にわたり放置された20体について批判が強まり、保健当局が火葬する方針を決めた。
寺の責任者は8月21日、「遺族には可能な限り連絡する。見つからない場合でも、遺灰に氏名を記して後の問題を防ぐ」と説明した。なお、寺からは死亡患者のものとみられる大量の人骨も発見されており、関連法違反の疑いがあると指摘されている。
