【不動産】 MQDC、バンナー地区に大規模複合開発「The Forestias」
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タイ大手不動産開発会社MQDCは、バンコク郊外で進める大規模複合開発「The Forestias」に対し、サイアム商業銀行(SCB)から220億バーツの融資を受ける。同プロジェクトはバンナー・トラット通り沿いに157エーカーの敷地を有し、住宅、商業、オフィス、ホテル、コミュニティ施設を統合。住宅エリアの建設は70%完了しており、2026年の竣工を目指す。
住宅部門には既に入居が進む「Whizdom」コンドミニアム群、複数世代同居を想定した「Mulberry Grove」、東南アジア初となる「Six Senses Residences」、さらに高層型「Signature Series」が含まれる。
創業者ティパポーン氏は「The Forestiasは持続可能性と革新を融合した“サステイナブル都市モデル”であり、国連のSDGs17目標のうち健康、持続可能な都市、気候変動対策に合致する」と述べた。
SCBグループは低炭素経済支援を重視しており、本件融資はその方針に沿うもの。同行CEOも「The Forestiasは地域における持続可能都市開発のモデル」と評価した。
