首相が職権乱用との批判を危惧 「選挙運動には最大限の注意を払う」
現軍政を支持する国民国家の力(パランプラチャラット)党は中央選管によってプラユット首相を同党の首相候補にすることが認められたものの、プラユット氏が現職の首相であることから選挙運動に氏をどのようにかかわらせるかに苦慮しているという。
ウッタマ同党党首は2月12日、「(プラユット首相の選挙運動へのかかわりについて)我々は(首相の権限を悪用しているといった)批判を避けるために関連法や選管の規則を非常に慎重に検討する必要がある」と発言。首相も同日、「(選挙運動に関連した)いかなる行為も最大限の注意をもって決定を下さなければならない」と述べ慎重な姿勢を示した。