【貿易】7月のタイ国境貿易 前年比5%増の1660億バーツ
広告
タイ商務省貿易局によると、7月の国境貿易は前年同月比5%増の1660億バーツとなった。中国、シンガポール、ベトナムとのトランジット貿易が32.5%増加したことが寄与した。一方で、マレーシア、ラオス、ミャンマー、カンボジアとの国境貿易は20%減、特にカンボジアとの取引は97.5%減と急落した。
トランジット貿易では中国が72.4%増、シンガポールが56.1%増、ベトナムが23%増を記録。品目別では生鮮ドリアンが136%増、生鮮マンゴスチンが57.9%増、ハードディスクドライブが90.7%増、コンピュータと周辺機器が211%増、コンピュータ部品が680%増と大きく伸びた。
カンボジア国境は紛争激化に伴い7月から通行所が閉鎖され、取引はほぼゼロとなっている。
1~7月の国境貿易は輸出が前年同期比10.7%増の6880億バーツ、輸入が11.3%増の5000億バーツで、合計11.1%増の1兆1900億バーツ。
