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【車両】トヨタ、新型bZ4Xを投入 EV3.5で年6000台販売目標

トヨタ自動車タイ法人は、電気自動車「bZ4X」マイナーチェンジ版の予約を8月21日から開始した。輸入関税ゼロのEV3.5政策を活用し、前輪駆動(FWD)モデルを150万バーツ台、四輪駆動(AWD)モデルを160万バーツ台と大幅に価格を抑えた。正式発表は10月、納車は11月からを予定している。

bZ4Xは航続距離600km(FWD)と570km(AWD)を誇り、急速充電DC150kWやAC22kWに対応。安全機能は「Toyota Safety Sense」を標準搭載し、4輪ディスクブレーキや360度カメラなど装備も充実している。

今回の目標は年間6000台であり、既に5日間で1000台超の予約を獲得した。先着2000台には現金割引2万バーツと特別金利0.99%が提供される。132台限定だった2022年から一転、今回は全国450の販売・整備拠点で本格展開する。

タイ政府のEV3.5政策では1台当たり10万バーツの補助金が支給され、輸入関税が免除される一方で、2026年までに輸入台数の2倍を国内製造する義務が課せられる。トヨタはまず新型EVピックアップ「ハイラックス」を国内生産し、制度要件に応じる計画だ。

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