【貿易】タイ商務省、ASEAN・インド貿易協定の早期妥結を推進
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タイ商務省は8月28日のASEAN=インド経済相会合で、物品貿易協定(ATIGA)の改訂を加速する方針を表明した。
交渉はすでに40%ほど進展しており、関税障壁の削減、中小企業支援、新市場開放などで合意が進んでいる。ASEANとインドの貿易額は2024年に1068億ドルに達しており、伸びしろも大きい。
チャンタウィット副商務相は「改訂妥結はタイ民間企業にとってインド市場アクセスの改善とコスト削減につながり、競争力強化に資する」と述べた。
主要輸出品目は電気機器、鉱物燃料、機械類であるが、宝飾品や農産品にも波及効果が期待される。
