【資源】 バンチャック、北海で新油田を発見 石油・ガス探鉱開発を柱に
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総合エネルギー企業であるバンチャック社は、ノルウェーの北海ブラーゲ油田における探査井「タリスカー」で新たな石油資源を発見した。探査は同社が45.5%出資するOkea ASAが実施した。
タリスカー井は深度1万223メートルに達し、推定回収可能埋蔵量は最大で3300万バレル規模と見込まれる。これに先立ち、Okeaは南ノルウェー海の「ミストラル」油田でも埋蔵量1900万~4400万バレル規模の発見を報告していた。
バンチャックは、石油・ガス探鉱開発を成長戦略の柱と位置づけており、タイ湾でも米シェブロンと協力して鉱区G2/65(1万5030平方キロ)での共同探査を進めている。
同社は2030年までに日産5万バレルへの増産を掲げており、アジア太平洋地域での資源獲得を強化する方針。
