期間限定バンコク週報無料購読キャンペーン実施中

【製造】環境配慮型工業団地計画は「遅れながらも継続」 タイ工業団地公社が報告

タイ工業団地公社(IEAT)は、タイ東部ラヨーン県マプタプットに計画している「循環型工業団地」開発について、経済停滞で進捗が遅れているものの計画は継続中であると発表した。

同団地はバイオ・循環型・グリーン経済モデルに基づき、再生可能エネルギーやグリーン水素、EV関連産業を誘致することを狙うもの。外国企業、とりわけデータセンターやクラウドサービス事業者がクリーンエネルギーの安定供給と企業間電力取引の整備を求めていることに対応する。また、立ち上げ背景にはEUの炭素国境調整措置(CBAM)があり、温室効果ガス排出量に応じた追加コストを回避するため、低炭素生産へのシフトが必須となっている。

IEATは既存の14工業団地を順次グリーン型に転換し、Sカーブ産業の拠点化を進める方針だ。

この記事がお役に立ちましたら
フォローをお願いします

シェアしていただければ幸いです
目次