期間限定バンコク週報無料購読キャンペーン実施中

【不動産】中国人の投資家および長期滞在者が牽引するタイ不動産需要の拡大

タイの不動産市場で中国人投資家および長期滞在者の存在感が高まっている。2025年前半の観光客数は前年同期比で5%減となり、中国人観光客についても34%減の227万人に落ち込んだ。しかし一方で、観光ではなく居住や投資目的でタイを訪れる中国人が急増している。

今年5月時点で中国資本企業の投資額は4545億バーツに達し、外国投資全体の10.34%を占め、日本・シンガポールに続く上位3位に入った。さらに労働許可証を保有する中国人は4万7128人と、日本を抜いて最多となった。

加えて、大学に在学する中国人学生数も2万3243人に達し、外国人学生の最大グループとなっている。これに伴い大学周辺の住宅需要も拡大している。

不動産市場では、コンドミニアム購入者における中国人比率が上昇。公共交通やビジネス拠点周辺での需要が顕著となっている。

この記事がお役に立ちましたら
フォローをお願いします

シェアしていただければ幸いです
目次