【資源】BBGIが廃水由来bio-LNG製造に20億バーツ投資 27年稼働へ
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精油大手バンチャーク傘下のバイオ燃料メーカー「BBGI」は、廃水・固形残渣からbio-LNG(液化バイオメタン)を製造する計画に20億バーツを投じ、2027年稼働を目指す。原料はカンチャナブリ県およびコンケン県のエタノール工場で調達。当初は船舶燃料向けを想定したが、発電用途に軸足を移す。日量100㌧を見込み、データセンターなど大電力需要の新規需要も四視野に入れる。
化石由来LNGに比しCO₂排出の抑制が可能。日系企業にとっては、①工場のボイラー燃料、②自家発電+PPA、③船舶・車両の低炭素化―などを目的とした導入が見込めそうだ。
