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【商業】タイ国際航空 第4四半期の搭乗率80%超を見込む

タイ国際航空(THAI)は、第4四半期の搭乗率が80%超と堅調を維持すると見込む。要因は外国人需要に加え、円安傾向や査証免除策によるタイ人観光客の近距離旅行志向の高まり。

1~7月のタイ人出国先シェアでは以下の動きが顕著である。

  • 上海が前年比91%増、シェア10.1%で3位
  • 東京は依然1位だがシェアは20.3%から12.3%に低下
  • シンガポールは12%で2位に浮上
  • 香港7.5%、大阪7.2%が続いた

また、コロンボなど新興都市への需要も急伸し、前年比134%増となった。THAIは中国便42便を運航しており、さらに新路線を検討中である。来年1月には新型機A321neoを導入予定で、ビジネスクラスにはフルフラットシートを備える。

旅行決済アプリ「YouTrip」の調査では、2025年上半期にタイ人海外旅行は前年比45%増。日本は依然として最大の人気先であるが、福岡や沖縄など地方都市への訪問が増えている。航空・観光関連事業者にとって新たな市場機会が拡大している。

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