【政治】議員流入続くタイ威信党は人民党との少数与党維持公約を守るのか
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タイ南部チュムポン県から上京したタイ団結立国党(UTN)の国会議員と地方議員あわせて約50人が、9月17日にアヌティン首相率いるタイ威信党へ移籍の手続きを進めた。威信党は首相指名選挙で最大野党・人民党の支持を受ける代わりに5項目の条件を受け入れており、その中に「多数与党を実現するための策を弄さず、少数与党にとどまること」という約束が含まれている。
今回の大量移籍は政権構図に影響しうる動きであり、威信党がこの約束を守るかどうかが取り沙汰されている。多数与党化の観測も交錯する中、政権運営の信頼性が試される局面となっている。
