【三面】タイ東部で中学生が滝で水死、繰り返される水難事故が社会問題に
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タイ東部プラチンブリ県で先ごろ、チョンブリ県から親族らと訪れていた中学1年の男子生徒(13)がクロンチャンクラン滝で水死する事故が起きた。大人がトイレに立った隙に男子は滝へ入り、急に姿が見えなくなったという。親族が引き揚げ、救急隊が駆け付けるまで心臓マッサージを行ったが、搬送先の病院で死亡が確認された。
この滝は国内外から多くの観光客が訪れる自然景勝地として知られるが、事故が繰り返されており安全対策が課題となっている。観光スポーツ省の統計によれば、タイ国内の水難事故は年間およそ1万件近く報告され、その多くが観光地で発生している。今回の事故を受け、地方自治体は監視員の増員や注意喚起の強化を検討している。
