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【社会】狂犬病感染対策でタイ赤十字が無料接種 バンコク周辺11カ所で実施

バンコク都とサムットプラカン県で狂犬病に感染した野良犬が確認されたことを受け、タイ赤十字社は9月30日まで狂犬病ワクチンの無料接種を行っている。対象となるのは、11のハイリスクゾーンに居住しており、過去にワクチン接種を受けておらず、動物に噛まれたり引っかかれたりしたことのない人だ。

世界保健機関(WHO)によると、狂犬病は発症すれば致死率ほぼ100%の感染症であり、タイでは毎年死者が報告されている。タイ保健省は犬や猫への予防接種を強く推奨しており、今年中に全国で飼い犬の70%以上にワクチンを行き渡らせることを目標にしている。

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