【社会】バンコク都内で続く道路沈下 土木学会「都内主要道路の20%が老朽化」
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バンコク都内バーンコーレーム区で、首都電力公社前のチャルンクルン通りが約26メートルにわたり沈下。その後、チャチャート都知事が現場を視察し、沿道の陥没は限定的で市民生活への影響は軽微と説明した。
バンコクでは9月にドゥシット区サムセーン通りで大規模陥没が発生しており、都市インフラは老朽化や手抜き工事などが課題となっている。バンコク都庁は緊急補修に加え、排水設備や地盤調査の強化を進める方針だ。
タイ土木学会では、都内の主要道路の約20%が老朽化による補修対象としており、今後10年間で年間平均50億バーツ規模の整備投資が必要と試算する。
