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【社会】2011年型の大水害再来を否定 バンコク都知事が対応力強調

2011年の大洪水の再来を懸念する声が広がる中、チャチャート・バンコク都知事は「大水害の再来はない」と断言した。都庁は水位上昇への対応を整えており、浸水リスクを最小化できると説明している。

現在、雨季終盤のためチャオプラヤ川の水位が上昇しているほか、高潮で排水が滞るため洪水リスクが高まる。しかし都庁は排水ポンプ増設や運河浚渫(しゅんせつ)を進めるなど、危機管理体制を強化している。防災局のデータによれば、2024年の降雨量は平年比120%となっているが、洪水リスク軽減のためのインフラ整備が奏功しているとのことだ。

経済界では、工業団地の浸水防止策や物流の確保に直結するため、首都の治水能力は極めて重要としている。

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