【社会】タイ政府がバンコク・マラソン大会支援 3年で2億6435万バーツ拠出
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タイ政府は「アメージング・タイランド・マラソン・バンコク」開催に向け、2025〜2027年の3年間で計2億6435万バーツの予算を割り当てることを承認した。首相府のシリポン報道官によると、資金は国際ライセンス料や大会運営費用に充てられる。
観光スポーツ省が提出した計画では、世界主要都市のマラソンと同水準の大会として位置づけ、バンコクを「スポーツ・ツーリズム都市」として世界に向け発信する。大会は毎年2万人以上の参加を想定しており、経済効果を年間10億バーツ超と試算する。
TATによれば、マラソン参加者の約3割が外国人で、平均滞在日数は5日間。宿泊・飲食・観光支出が地方経済にも波及するため、政府は交通インフラ整備や観光イベントとの連携も進める。観光産業を柱にした経済成長戦略の一環として、バンコクの国際的イメージ向上を狙う。
